
標準でオンにしてくれてたらいいもぐのに
目次
バッテリーの充電を約90%で停止



これは発売前から話題になっていた機能の一つ。なぜか標準でOFFなので、オンにしよう。バッテリーの劣化を軽減できるオススメ設定もぐ
設定 > 本体 > バッテリーの充電を約90%で停止




HDR出力を「対応ソフトのみON」に変更



これを変更することで、HDRに対応していないソフトで遊ぶ時に画質が向上することがあるもぐ
設定 > 本体 > ディスプレイ > HDR出力




HDRとは
HDRとは、**High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)**の略称で、映像や画像で表現できる明るさの幅(ダイナミックレンジ)を広げる技術のことです。
従来の映像技術であるSDR(Standard Dynamic Range)と比較して、HDRは以下のような特徴を持っています。
- 明るさの幅の拡大: 映像内の最も暗い部分から最も明るい部分までの輝度(明るさ)の範囲を大幅に広げます。これにより、SDRでは白飛びしてしまったり、黒つぶれしてしまっていた部分のディテールも鮮明に表現できます。
- より豊かな色彩表現: 明るさの幅だけでなく、色彩の表現も豊かになります。より多くの色を表現できるようになり、肉眼で見たような自然でリアルな映像体験が可能になります。
- 高いコントラスト比: 明るい部分と暗い部分の差がはっきりするため、映像に奥行きや立体感が生まれます。
HDRが注目される理由
近年、4K/8Kテレビや高機能なディスプレイ、スマートフォンのカメラの普及により、より高画質な映像や画像が求められるようになりました。HDRは、これらの高解像度コンテンツの魅力を最大限に引き出す技術として、映画、ゲーム、放送、写真など、様々な分野で採用が進んでいます。
HDRの主な規格
HDRにはいくつかの規格があります。主なものとしては、以下の2つの方式があります。
- PQ方式 (Perceptual Quantizer):
- HDR10: 最も普及しているHDRの基本規格です。最大輝度10,000nits(ニト)まで対応し、10bitの色深度を表現できます。
- Dolby Vision: 映画コンテンツなどで採用されることが多く、より高度な動的メタデータ(シーンごとに明るさや色を調整する情報)を扱えるため、さらにきめ細やかな映像表現が可能です。
- HDR10+: HDR10の拡張規格で、Dolby Visionと同様に動的メタデータに対応しています。
- HLG方式 (Hybrid Log-Gamma):
- 主に放送での利用をターゲットとした規格です。従来のSDRとの互換性が高く、既存の放送インフラでもHDRコンテンツを配信しやすいという特徴があります。
HDR対応機器とコンテンツ
HDRの恩恵を受けるためには、HDR対応のテレビやモニター、対応するコンテンツ(UHD Blu-ray、ストリーミングサービス、ゲームなど)が必要です。
簡単にまとめると、HDRは「よりリアルで、より鮮やかで、より臨場感のある映像・画像を表現するための技術」と言えます。