
この世界すべては自己責任です。
本体が壊れようが、データが消えようが、BANされようが。です。それが怖いなら改造しない。ってどこでも言われてるでしょ?
このブログは対象の機材を持っている読んでわかる人向けです。
あったら便利なものだけ紹介しときます。



まず理解すること
その①
個別の項目解説はすっ飛ばして簡単に言うと
SXOSはオールインワン Atmosphereは「OS」だけ
OS | Bootloader | ゲームの起動 | ゲームのインストーラ | 任天堂への通信遮断 | |
---|---|---|---|---|---|
SXOS | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 (デフォルトで有効) ※ステルスモード |
Atmosphere | 〇 | ✖ | ✖ | ✖ | △ (iniファイルで有効化) ※incognito |
Atmosphereを今後使う場合は、「Bootloader」(Hekate等)があると便利、ゲーム起動するためには「Sigpatches」を入れて、任天堂への通信を遮断するためにはステルスモードの代わりとなる「90DNS」の設定が必要です。
今まで、SXOSを使用していて見ていたこの画面は、おおざっぱに言うと「OS」+「Bootloader」です。
このBootloaderの画面でEmunandを作成したり起動したりさせていましたよね?

Atmosphere(OS)だけ導入した場合は Emunandなどは作成できず Sysnand+CFWの状態が起動してきます。
Emunandを使う場合は、hekate等のBootloaderを導入する必要があります
その②
・SXOSのようなチートはできる?
Edizonで出来ます。
乗り換え作業
これから作業する方は、必ず読んでください
これから作業を書いていきますが、自己責任です。
作業は、順番に書いています。
項目によっては、起動させたり、SD抜いたり繰り返す場合があります。
これは、SXOSでは気にしなくてもよかったものですが、Atmosphereを使うにあたり理解しなきゃいけないことや
仕組みを理解するうえで必要な画面を見てもらうためにやっています。
面倒くさいと感じるかもしれませんが是非、近道をせずに一つ一つやっていきましょう。
もし、めんどくせーよ。って方は他のブログを見に行くことをお勧めするもぐ。
機内モードにしておく
SXOSのEmunandを起動して機内モードにしておきましょう。
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【Switch】すべての無線通信を切断する方法は?(機内モードの設定)
Nintendo Switch本体のすべての無線通信を切断する方法は?(機内モードの設定)
support.nintendo.co.jp
90DNSを先に設定しておく
万が一に備え、前もってSXOSの状態の時に、仕込んでおくといいでしょう。
設定>インターネット>インターネット設定 > 登録済みのネットワークにあるものを選択 >設定の変更>DNS設定 を手動に変更し
優先DNS 163.172.141.219
代替DNS 207.246.121.077
と設定する。こんな感じ?

は?手順多いよ!めんどくせーよ!!!ってアナタにはこちらを。
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Releases · suchmememanyskill/switch-90dns-setter · GitHub
Contribute to suchmememanyskill/switch-90dns-setter development by creating an account on GitHub.
github.com
switch-90dns-setter.nroをダウンロードして、SDカードのSwitchフォルダに入れます。
Atmosphere起動後、アルバムからHBLを起動させ 90dnssetter を立ち上げます。

あとは指示通りに、Xボタンで90DNS設定

設定が終わったらYボタンで再起動します。

再起動後、 設定>インターネット>インターネット設定 > 登録済みのネットワークにあるものを選択 >設定の変更 からDNSが設定されているか確認しましょう。

SDカードのバックアップを取る
SDカードのフルバックアップを取りましょう!
EmunandをAtmosphere用に変換したら、元に戻せません(多分)Emunandファイルの場所移動+名前変更だけだと思ったけどそれだけではないっぽい?
とにもかくにもバックアップです。
Emunandを隠しパーテーションに作成してる場合は、SDカードをイメージファイルとして保存するのがいいでしょう。
合わせて、万が一のために残しておきたいゲームのセーブデータのバックアップも取っておくと安心ですね。
SDカードの中身を整理

最低限でこれくらいでしょうか?
SDカードはバックアップ済みでしょうから、これ以外は消しちゃってもいいかも。特に以前Atmosphereを導入してたor導入を試みた方は、不要なフォルダやファイルはしっかり消しておきましょう。
「boot.dat」と「lisence.dat」はなんとなく残したかったので残してますがもう2度とSXOSは使わないぜ!と漢気のある方は消しちゃってもいいです。
そして、SDカードのフォーマット形式ですが基本的にはFAT32にしましょう。
exFATは便利ですが、データ破損が起こりやすく不具合が起こりやすいとAtmosphereの作者も言っていますし、SXOSの時から非推奨でした。
もし、exFATで使用してる方はこれを機にフォーマットしてFAT32にしちゃいましょう。
フォーマッタはIODATA推奨です。
Atmosphereの導入
githubからAtmosphereをダウンロードします。
atmosphere-1.xx.x-master-xxxaxxxd+hbl-x.x.x+hbmenu-x.x.x.zip
ダウンロードしたら解凍した中身をSDカードにコピーします。
追加した状態がコチラ

Atmosphere公式ステルスモードをONにする
このタイミングで作業できるなら作業しておくと安心です。
しかし、確認はできないのでiniファイルの移動および編集だけになりますので間違えないように。
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Atmosphere公式ステルスモード(incognito)をONにしよう!
Atmosphere公式のステルスモード(incognito)があったもぐ。
続きを見る
hekateの導入
ダウンロードしたら解凍した中身をSDカードにコピーします。
追加した状態がコチラ

hekateを起動させて、SXOSのEmunandを変換する
Emunandが無い人は読み飛ばしてください。っていうかSXOS使っててEmunand使ってない人いないか。
TegraRcmGUIやRCMローダー使ってhekate同梱の「hekate_ctcaer_x.x.x.bin」を読み込ませて起動させます。
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WindowsPCからペイロード送信するTegraRcmGUIの導入
SXOSからだとできないこともある。。。面倒だけど仕方ないもぐ。
続きを見る
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SXのドングルから直接Atmosphere起動させちゃう?「NXPayload-Converter」
SXメニュー経由の起動はもう飽きたもぐ?じゃ、もうやめるもぐ。
続きを見る
うわー、めんどくせーという人はSXOSのメニュー➡options➡Payloadsから起動させます。
※SXOSメニュー経由は、2021年8月30日リリースの「Atmosphère 0.20.1」から使えなくなったかもしれません。上記2つの方法を試してください。
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Failed to get TSEC keys. Please try again.Failed to launch HOS! Press any key...
Failed to get TSEC keys. Pleasetry again.Failed to launch HOS! Press any key...と出た場合の対処法
続きを見る
初回起動時は、時間設定が出るかもしれません。出たら設定してください。
時間がズレてるのが気になる?詳しい解説はしませんがSwitch本体にはシステム時間とハードウェアの時間2ちの時間を持っています。
設定画面に出てきた時間はハードウェアの時間です。
早速、Emunandを変換します。「emuMMC」をタップ

次に、 Migrate emuMMCをタップします。

この時点では、左上のemuMMC Info & Selectionは ✖ Disabled! になっていますね。
ここでは、Emunandをタップ

最終確認ですが、続行するので Continue をタップ

サクっと変換が終わります。OKをタップします。

左上のemuMMC Info & Selectionが ✔ Enable になりましたね。右上の ✖ Closeでメニューに戻ります。

さぁ、これで変換が終わりました。
さっそく、起動させてみましょうか。
Launchをタップしてみましょう!

起動できましたか?
それとも、こんな画面が出ましたか?

hekate_ipl.iniを編集する
Switchの電源を切り、SDカードにある「bootloader」フォルダを開き、中にある「hekate_ipl.ini」をメモ帳などで開きます。
デフォルトのhekate_ipl.iniにはこれだけしか書かれていないですね。
[config]
autoboot=0
autoboot_list=0
bootwait=3
backlight=100
autohosoff=0
autonogc=1
updater2p=0
bootprotect=0
それを、下記のように書き換えます。コピペでいいでしょう。
9/14 Atmosphere 1.x.xがリリースされたので少し内容を赤字で修正しました。
[config]
autoboot=0
autoboot_list=0
bootwait=3
verification=1
autohosoff=0
autonogc=1
updater2p=1
backlight=100
[Atmosphere (SysNAND)]
emummc_force_disable=1
fss0=atmosphere/package3
atmosphere=1
icon=bootloader/res/icon_payload.bmp
{}
[Atmosphere (EmuNAND)]
fss0=atmosphere/package3
atmosphere=1
emummcforce=1
icon=bootloader/res/icon_payload.bmp
{}
{--- Stock ---}
[Stock (SysNAND)]
emummc_force_disable=1
fss0=atmosphere/package3
stock=1
icon=bootloader/res/icon_switch.bmp
{}
hekate_ipl.iniを編集したら、SDカードをSwitch本体に戻し、あたらめて起動させてみましょう。

今度は、このような画面が出ましたか? Atmosphere(EmuNAND)をタップしてみましょう。

今度は起動できたでしょうか?設定から本体を開いてこのようにバージョンの後ろにAMSとか出ていれば起動できています。

最後の英字が SならSysnand EならEmunand です。
Sigpatchesを導入
これですね。
Atmosphereの作者はSigpatchesを認めておらず、未来永劫にAtmosphereに同梱されることはないんですよね。
なので、有志によるSigpatchesを導入しないとゲームの起動ができません。
https://sigmapatches.coomer.party/sigpatches.zip?05.08.2023
sigmapatches.coomer.party
上記、githubから「hekate.zip」をダウンロードして解凍し、中身をSDカードにコピーします。
これだけじゃダメで、hekate_ipl.iniにも追記しなければなりません。SDカードのbootloaderフォルダ内の hekate_ipl.ini に赤線のついたものを追記します。まるごとコピペでもいいかも。
[config]
autoboot=0
autoboot_list=0
bootwait=3
verification=1
autohosoff=0
autonogc=1
updater2p=1
backlight=100
[Atmosphere (SysNAND)]
emummc_force_disable=1
fss0=atmosphere/package3
kip1patch=nosigchk
atmosphere=1
icon=bootloader/res/icon_payload.bmp
{}
[Atmosphere (EmuNAND)]
fss0=atmosphere/package3
kip1patch=nosigchk
atmosphere=1
emummcforce=1
icon=bootloader/res/icon_payload.bmp
{}
{--- Stock ---}
[Stock (SysNAND)]
emummc_force_disable=1
fss0=atmosphere/package3
stock=1
icon=bootloader/res/icon_switch.bmp
{}
これでゲームの起動が出来るようになりました。
今回は長くなったのでここまでにします。
最後に
今後は、本体更新があったら、対応したAtmosphere、hekate、Sigpatchesを上書きしていけばいいでしょう。
もし、どうしてもそれらが面倒な場合はyyoosskさんの最小限の詰め合わせを使うと簡単です。
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ニンテンドースイッチ Hekate経由でAtmosphereを起動するAtmosphere-with-Hekate紹介
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